[シャワー室から出ると備え付けの電話のベルが鳴り響く]はい、こちらアールシー大尉。『休んでるところすまんな、今日3度目の出撃だ。 次の出現予測はザルツブルグだ。 我々フェンリスは後詰で出るが出来るだけ急げよ』 [ほらな?言ってるそばから戦闘だ。こんなことが続けば前線で戦い続ける兵士はすぐに疲弊して使い物にならなくなる。]了解、10分で行きます。[だけど、今の俺には丁度いい。戦闘に入れば今みたいな煩わしい悩みから解放される。]