次、だな。[暴風と遊ぶのは楽しいが、これ以上はいろいろとやばい。何故かふっと、懐かしいシスターの顔など浮かんだ気もする。あいつとボロボロになるまで打ち合って、並んで叱られたなあとか、そんな思い出。それを記憶の棚に投げて、柄を握りなおし、ダーフィトと視線が合って、笑み浮かべ、互いの息が合った瞬間に、声も予備動作もなく地を蹴った。]