ふーん。そうかそうか。
[どこまでも素直じゃない幼馴染>>+9ににやにやとしたいやらしい笑みを浮かべていたが、次第にその笑みの種類は安堵へと変える。
ちょっとだけ、安心した。
ファミルちゃんには大事な旦那もできている。
幼馴染にも、失ったら目覚めが悪くなるぐらいの存在がいる。ということだ。]
ああ、これ以上ないってほどにな。あの状況からすれば最善を掴みとれた。って気がするぜ。
[だから気にする必要はない。瞠目する幼馴染>>+10にそう言って聞かせるように言う。
そもそもここで幼馴染と会わなければ、この城の吸血鬼をひたすら殲滅することになってちゃんとしたその時まで記憶を保持できていたかわからないのだ]