[シモンを―恐らくシモンには感じられないであろうが―抱きしめ、自らの業を噛みしめている>>5:+12。と、優しく呼び掛けられる>>5:+23。](この声は…クララさん!?)[声のした方に目線をやる。と、そこにはクララ―赤い狼ではなく、図書館で会っていた、その姿で―がいた。][「やってくれたわね」と笑いかけるその顔に、リーザの顔がくしゃっ、と歪む。] ごめんなさい。ごめんなさいぃ…。[自らの手に残る『業』が、視界を歪ませ、零れる。]