[何故ベルティルデが苦手なのかと問われれば、実はアイルリートはこちらは明確に理由を用意できる]
……あ、あぁ。トオルも認められて…
…… っそ
そういう冗談をいえるなら キミは余裕だな!
[初対面の時や、それ以降顔を合わせる事あるごと、実は今しがたもギリギリ。
流水の一族で大事に成長したお姫様の様なベルティルデを泣かせたり落ち込ませたり、下手にしたくないのだ。
今ほど強くは無いが、勇者願望自体は子供の頃から携えていた気持ち。
しかしそんな勇者が、お姫さまみたいな彼女を泣かせた初対面。
……そんな勇者とか、色々アウトだろう?]