私のせい、って…… そんな、こと、ありません……[ 否、完全に否定できるわけではないが。 だけど、きっとそれは、違う。 ] ……アイリ、総督……[ 視線を外され背を向けられてしまえば、 これ以上深追いしてよいのかもわからずに。 ただ、悲しげな目を向けるだけ。 近くにリヒャルトが居れば、こう問うかもしれない 『これで、いいんですか?』って。 ]*