[ふわりと資料室の中に戻る。そこには誰かいただろうか。それでも構わず、入り口に一番近い一角に体育座りをした。]────、────────〜♪〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪[小さく口ずさんだのは懐かしいメロディ。私自身いつ覚えたのかわからない子守唄。血塗られたこの部屋で、人狼がまだそこにいるこの部屋で、私はずっと歌い続けた。]