[多分ここまで体力を奪われるほど血を吸われることはないだろうと思いつつ] 体力に関しては、これから精進いたします。 先日、いつまでここの厄介になっているのだ、 早く独立しろと血親から叱咤の手紙が届きました。 餞別はなくとも、独立させていただけるのであれば、 私はそれで十分でございます。[いつまでもここにいることが、血親にとって悩みの種になるのではいけないと、出来損ないの血子は思うのだった。]