――…………?[むきになっているリエヴルの反応。それを見て、微かに首をかしげる] なあ、リエヴル。 …………おまえ、いま何歳だった?[3年ほど見てきた、トゥーレーヌ公爵としてのリエヴルとは、まったく違う反応。むしろ、これは士官学校に在籍していたころのようで。自分が投獄されている間に平和になって、トールと仲直りでもしたのだろうか、とも思ったが。それにしては、最初トールは『敵』といってなかったか?]