──── 資料室入り口付近 ────[遠ざかるベルの背中を私はぼうっと見つめていた(>>+15)。彼女の言葉には何も答えず、少し首を傾げて。────嬉しくないの?どうして?ベルに殺意を向けた人は死んだよ?なのにどうしてそんなに辛そうなの?どうして……どうして……………]あぁ、そっか。カークが傷ついたことが悲しかったんだね。[思考はいつしか言葉となり、ポロリと零れおちる。表情は抜け落ちていて、なんの感情も読み取れないだろう。]