はっ……!? 計ったな、アードぉ
[そして一方の殴られたソマリアランも、夢の中でいつも見慣れていた、ガリガリでやせ細って艶のない髪の毛の10歳浮浪児一歩手前に戻っていた。
ペンホールズに、千年の闇夜を謳いに帰ってきたその日の姿に]
「弟がご迷惑をおかけしました。むしろ私も寝てばっかりでごめんなさい。
それじゃ、行くよ」
やだやだ、最後にウェルシュをだっこしてともだちになる!それと粉骨砕身されるかためしてみたいー
[はたしてご要望はかなえられたのだろうか。
兄の首根っこをつかまれるかたちで、人騒がせな弟は、まどろみから、未だにページが捲られ続ける物語に帰参を果たした*]