[周りに他に人影はいただろうか?己が傷つけたフィオンやカークは既に回収されたか、去った後のようで。生きている人間の気配は無い。もしそうではない"何か"が未だ資料館の中に留まっているのであれば(>>+9)手ぐらいはひらひらと、振ってみただろう。そうして、ただ何をするでも、思うでもなく無為に己の死骸と、それに寄り添う毛玉とを眺めてしばらく過ごせば、見知らぬ男がやって来た。(>>44)]