[食べ物のことを話すオズワルドは本当に楽しそうだ。食うのに苦労したこともありそうだと思った。] ああ、わたしの扶翼は銀の髪をした── はは、そっちの男じゃない。 しかし、鼻歌大魔神とは、よくつけたな。実際、伝説級だ。 当人に自覚がないだけに、いつまでたっても治らない。 だが、アレ込みでも得難い男さ。ファンも多いぞ。 [知己になるのはいいが、ヘッドハンティングは無理だから、と見てきたような顔で笑う。]