[少し入り組んだほらあなの中を叫び声を頼りに進んでいけば、その姿はあった>>*5]ロー…。[先ほどの苦しそうな声とは一転、ローの穏やかで残酷な言葉に現実を突きつけられる。]やっぱり…、夢じゃなかったんだよね。君が…。オオカミだったなんて…。[「僕にも、この味の良さが解るようになる」?…どういう意味なんだろう…。]僕もオオカミになっちゃうの…?