― 某提督執務室 ―[どことも知らぬ場所で激しい戦いが繰り広げられている最中、ゲルト・マサリク閣下は惰眠を貪っていたわけではあるが、]ん…… ん、ん…あれ? えーと[夢の中、気付けばどこか見知らぬ場所に立っていた。向こうにぼんやりと見えるのは、<<国家元首 シロウ>>の姿か。]