[読んでもいいと言われると困惑したような表情を浮かべ、] ―――……うーん。 やっぱりこれは姉さんとヴィクトリアさんとの、 かけがえのない思い出だろうから…… 気になるけれど…… 読まずに、姉さんに返そうと思うよ。[天国にその手紙を届けようと、告げた。*]