夢、か……確かに、夢のような感じだな。 目覚めていない皆にとっては、正しく夢の中の出来事だろうし。[エルナの言葉>>+13に同意の頷きを返しつつ、司書もまた周囲を見回す。その後の、魔導師とエルナのやり取りは黙って聞いていた。枯れ果ててしまう、という言葉には、僅かに眉を寄せるものの、長がそれを回避しようとしている事はわかっているから、その挙動を見守って] ……そう言えば。 この出来事は、覚えていられるんだろうか。[ふと、浮かんだ疑問をぽつりと口にした。*]