…![燭や松明とは明らかに違う、眩しい光。俺は今度こそ武器を取り落として、その場に尻餅をついた。おかしい、おかしい。こんな光、小屋の中が真っ昼間みたいに] あ、うぁ[娘に掴み掛かった仲間が悲鳴を上げてのた打ち回るのが見えた。全部が幻みたいにゆっくりとした光景の中、床からゆらりと立ち上がる青い目の化け物──ばけもの?] …あんたら、ちがう、[呻いてのたうつ仲間を見下ろして、そいつは哀しそうに涙を零した。青い綺麗な石が床に落ちて、高い音が] 化け物じゃ、ねえ 何者だよ…!