[白い狼がカタリナに向けた視線の種類を判別することはできなかったけれども。狼から感じる気配>>*5には、どこか覚えがあって、首をこてりと傾げた。]あれ?僕、お前と会ったことある、のか?・・・ごめん。よく分からないけど、記憶があいまいな部分があって、よく思い出せないんだ。[短く鳴く狼に声をかけた。何を言ったのか、内容を説明しろと言われると困るが、何だか謝られているような気がしたから。]