[戦闘に参加している者――ノーラ、ハーラン、ベネディクト、ヴェルナー、
その姿と位置を確認し、再び駆け出す。
先程の一撃は眉間を狙ったが、青い光には当たっていたかどうか。
少なくとも強く効いてはいたはずだ。>>+7
――おそらくは、あれが弱点ではないか、あるいは目を狙って潰せはしないかと、
再び正面に、囮がてらと回り込む。
背後から聞こえたのは、ヴェルナーの声。
これまでとは打って変わって叫ぶような声量で告げられるのは、
戦いに慣れていない者への言葉。>>+13
驚きよりも、よく言ってくれた! と、思いながら、
長い髪をばさりとなびかせつつ駆ける足は、生きている時とは比べ物にならないほどに力強い。
蛇の頭が真っ向から迫る。
引き付けて、撃つ。
狙いを定めながら、まずは相手の攻撃を回避しようと6(100x1)]