………なして着ぐるみなのですにゃん?
[そこでようやく、マリエッタの姿に気づく。
一人で盛り上がっていた気持ちも急速に萎んでいき。
ただ、この不器用な人への愛しさだけが、胸に募る]
ーーーふふっ、朝御飯の用意をしませんとにゃ♪
[最後にもう一つ、唇にキスを落として。
満面の笑みを浮かべながら、マリエッタを起こさないようにそっとその場を離れる。]
あ、マリエッタちゃんの味の好みを聞いておけばよかったにゃぁ…口に合えば良いのだけど。
[そう、楽しそうに呟いて。今日入っていた予定をどうやって全てキャンセルしようかと考えながら、台所に立つのだった。]