[ぽつりぽつりと、音にならない声を発し――…雪風舞う大地を男は歩いている。表情を伺うことは難しいのだが、力の入らない手を拳に握り、微かに震えてる様を見たなら、笑みを浮かべてないことだけは理解できるか。修道女の命が戻らないことを知れば、先に置き去りにした荷>>3:+51>>3:+52を背負い、当初の目的――…生きているか死んでいるか、おそらく後者であろう、少女の捜索へと時を割く。]