そんな……。[四肢のいずれかを失う姿を見ることになるとは思わず、(機械仕掛けだから修理は効くものとはいえ)しばらく地面に額を押し付けるようにしてうなだれていたが、二つ目の問い>>*12にのろのろと顔を上げた]分かった、……その言葉には異議を唱えないよ。[仮にこの後拘束を逃れられたとして、満身創痍と見える黒髪の軍人に襲いかかったところで、ただでやられることを襲われる当人も――背後の彼女も許すまい。観念したようにため息をついたのだった*]