……っとと![赤に次いで舞うのは土埃。視界遮るそれに、反射的に後退したのは吉と出た。低い軌道で動く斧頭が足元を狙う>>+1、その一閃をぎりぎりでかわすは叶ったものの] ちぃと、遠い、か![下がれば必然距離は開く。開き過ぎればこちらが不利なのは重々承知。それならどうするか、と言えば単純明快で] いよ、っと![不安定な態勢を整えるのも兼ねて、素早く地を蹴り前へ。あちらも得物を振るった直後、そこからの立て直しに先んずるべく、繰り出すのは肩口狙いの突き、一閃。*]