― 公国前進拠点・ディークの執務室 ―
[ヴィンセントを一度見送ることとなり、レナトとディークの元へと、
その部屋の傍についた時、レナトもディークもとても辛そうな様子なのが部屋の向こうから伝わってくる。
レナトがディークにかける言葉>>101が聞こえ、部屋のなかにまでいくのが躊躇われる。
よくわかってくれていると、そう思うと同時に、やはり悲しい思いでいっぱいになっていく。
自分の迎えにと、レナトの言葉>>6:102に応じて聞こえた彼の言葉>>6:108
とても、切なくて、悲しくて、ぎゅっと胸の前で両手を握り閉めながら。
彼の様子>>6:110は見えなくても続いて聞こえる声の様子だけで、彼の様子が伝わってきているような気がするした]