[最後に相対した時とはまるで違う軽やかさで、影翼の天使は応え、近づいてくる。>>+7天使憑きの名を聞いて、くかかか、と笑った。] そうか、赤毛の小僧め。 早速儂を超えていったか。[加えて、あんたにやられたのが〜、の話にはにやりと唇上げる。] あれはなぁ。 もちっとうまくやれば差し違えるくらいはできたと思うんだが。 いや、惜しいことをした。 おかげで若造に手柄を取られてしまったわ。[呵々と笑う姿に、命取り合った相手への屈託は無い。]