まあ、そのおかげで、俺はほんとだったら話す機会もないようなあなたとのんびりお話しする機会をもらえたわけですし。[無理なく後退させる口実をつける、という意味では、自分も助けられたようなものだから、と。そこまで口にはしないけれど] 養い親殿の事、責めたりしませんから、どうぞ御心配なく。[明るい口調で言って、にぱ、と笑って見せた。*]