[治療院に誰かが新たに運ばれてきたのはその時。>>+12近付く金気に自然、道を開けながら、誰が運ばれたのかを、確認する]バルタザールさん……。[訊きたいことの一部は顔に出ていたかもしれない。こっちの方の心配はいらない、という佇まいを見せつつ、心配そうな眼差しがバルタザールへと向く]