[迎撃の構えを取るのは見えていた>>*5。 しかし退くという選択肢は既にない。 二刀への呼び掛けに応じるように現れる赤い光を視界に収めつつ。 放った突撃は、しかし急所でなく右肩にて受けられる] 届かな、い……?[愕然とした声が零れた直後、相手の一撃が放たれた。 横薙ぎの一閃、それは断ち切るものではなかったが。 峰による打撃と雷の衝撃に、為す術もなく吹っ飛ばされる]