人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


【墓】 黙示天使 アデル

 天使憑き……そうか、あの男にか……。

[天にある頃の黙示天使であれば憤りも露わにしたことだろうが、人間の老将と言葉交わした今、その表情は複雑であった]

 ――しかし、そなたの事、ただ堕ちたわけではあるまい。
 影に潜み仕込みをするのは、そなたの得意とするところであるからな。

[そう問う口調は、どこか不安を紛らわすようでもあったか]

(+13) 2017/11/10(Fri) 01:35:07

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby