― ほらあな・??? ―
[ありがとう…ローさん…。
>>2:*7昨日の晩、ルートヴィヒの作ったマーマレードとジェノヴェーゼを差し入れてくれたろー・シェンに、
そう礼を述べて。
「ここなら命までは取られない」と言う、彼の言葉を不思議な気持ちで聞いていた。]
……――!!
[>>+6>>+7温かなジェノベーゼと、笑顔なのにどこか悲しげなロー・シェンの夢を切り裂くように、
どこからか悲鳴が聞こえて、ぱちりと目を開けた。]
この声…、ゲルト!?
[>>+9よく聞き覚えのある声に、迷うことなくそちらへと向かう。
どうやらローの名前を呼んでいるようだった――。]
ゲルト! 大丈夫!?
…その、耳…。