―夢―[記憶を歪に閉じ込めているからか、ダーフィトが鈍い頭痛に襲われることは稀ではなかった。] [ただ、] [医師であるカークにも知らせず、 医務室からかっぱらっていた薬は特殊だった。][鎮痛剤。薬に長けていない者からは単にそう見えたはずだ。しかし、知識がある者が見れば、ダーフィトの飲んだ痛み止め>>6:24は強すぎるものだと即座に理解できただろう。]