[青年の呟き>>*3は耳に届いていた。 先に会った時には、軍人としての在り方を貫いているように見えた彼にも、そう感じた出来事があったのか。 口に出して問うことはしないまま、ただ己の目指すもののために勝負を賭ける] ――巫女らしいかは、わかりませんが。[真っ向勝負を選んだこと、それへの指摘>>*4にぽつりと落とす。 けれど神魔に力を示せというなら、型に拘らず己の全力を出すべきだろう。 そしてそれは、師より譲り受けたものを活かすということでもある]