………ありがとう。
ヴェルがそう言ってくれるだけで、わたしは……良かった、って思えるんだ。
今、ここで一緒にいられて。
そりゃあ高望みするとキリがないけど、……でも、ホントだよ?
[「結果ばかりが全てはない」と言ってくれたのも、>>+6
ちょっと前に言ってた「大丈夫」という言葉も、>>+4
ヴェルがどんな思いで言ってくれるかについては疑いようがなくって、
つまり問題なのは受け取り手たるゾフィヤの気持ちだ]
それは……本当で……
[何かを探すようにごくごく小声で呟きながら、
地面を見る。見たことない装置と見覚えのある容器が転がっている。
ヴェルは容器の方を拾い上げてこっちに示してみせた]