― 銀嵐の包まれた村の中 ― …………[動かなくなった自分の体へ近づこうと、ヤコブが雪を踏むのが見え>>21ああ、これから埋められるのか刻まれるのか、どちらにしても自分は居なかったこととされるのだろうと、ぼんやり眺めていたら――…] ……[ヤコブが外套のフード中の男の顔を暴いた。わざわざ動かなくなった自身の顔を、晒すのはなぜかと眉をひそめる。魂レベルで暴いてる奴>>39が居るなどと、今の男には知る由もない]