[梟の様子>>+9に、忍び笑いを漏らす。] そんな風に誘われると、今すぐにでも行きたくなるな。 ああ、だが少し待って、───ほら。[宙に手を差し伸べる。グラスを掲げたような手の中に赤い液体が滴り落ち、まさにグラスの形に溜まった。たったいま搾り取られたばかりという鮮やかな血の雫。それは空間を繋いで密やかに血を奪う仕掛けが、たとえば廊下で騒いでいる若者に対して発動したものか] せっかくだから仕掛けで遊びたくもなるだろう?[見えぬグラスを傾け、目を細める。]