[余裕、といわれて薄く笑って見せる]
こんなんで止めたつもりか、って………っ!
[「貴人」が縄を引く>>*31と右手首に走るのは予想外の痛み。
その面からは笑みは消え、告げた言葉はこちらが動いたなら間違いなく実行されるのだろう]
なるほど、完全にあんたの手の内、か。
[それでも諦めた様子は見せずに苦笑を返し、その視線が他所を見る、その先へ>>*10とこちらも視線を向け]
……あぁ、見られちまった、かぁ。
俺の事は構わなくていい、そっちに集中してくれ。
[掛けた声が聞こえたかは定かではないまま、視線を「貴人」へと戻して]
んで、俺をどうしたいわけ?
[投げる声は、それでもどこか軽く]