[しかも最終的に、自分のためにディーターはクララの判定を無にする行動を取ることになった。クララを無残に見捨て、しかもその成果までをも無駄にした罪。とても重いものだと考えている。] でも僕は、クララさんに許してもらえるとは思ってない。 だから、言いたいことがあれば何でも遠慮なく言って。全て受け止めるよ。[顔を上げて周囲に聞こえるようハッキリと告げる。けれどもさすがにクララの顔を見るのは怖くて、自分から積極的に探そうとはしていなかった。]