人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


【墓】 船を愛する領主 ウェルシュ

 ……ん?

[>>+3 どの位時間が経った頃か。
年若い青年に声を掛けられ、顔を上げる。
聞けば、自分の護衛の特命を預かったとか。]

 シュテルン少尉、初めまして。
 僕はウェルシュ・ストンプと申します。

[彼の快活な挨拶に答えるべく、ベンチから立ち上がり、胸に手を当ててお辞儀をした。
にぱ、と笑う姿は少年のようで。眩しい。
暗鬱な気持ちになりかけていたが、自然とつられて顔が綻ぶ。

彼が、タクマの義理の息子とは知らない。
タクマにそういう存在が居ることは聞いていたけれども。
まさか、シュテルンが息子だということは、姓名を聞いただけでは悟れなかった。]

(+9) 2015/11/12(Thu) 20:12:52

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