良かった。こっちの人たちにも、酷いことはされなかったみたいで。
[負傷は軽くはなかったようだが、治療班はしっかり手当てを施してくれたようだ。
その丁重な扱いには思惑も絡むのだろうが、友人としては素直に安堵する。
髪留めについて触れられれば>>+8照れたように笑って]
……うん。
何故かしら、捨てられなくって。
もう昔のエリーは戻って来ないって、わかってたのにね。
[それに、自分も。
彼女との再会を喜びはすれど、軍を裏切ってまで逃がすつもりはなかった。
それは、自分と彼女の身を護るためでもあるのだろうけれど]