[ベルティルデに苦笑を浮かべられると、顔に少しの慌てが浮かぶ] いっ、いや、そういうわけではない! 大丈夫、それほど酷いわけではない![驚いたのは寧ろ、箱入りのお嬢様の認識ばかりが強い彼女だから、という付加要素に拠るものだから] その点なら僕をみてみろ。 一応は、一応は『癒者』の分類に近いのだぞ。僕も。[まぁ。もう彼女とて流水の勇者と認められたのだ。子供の頃からの認識もそろそろ改めださないと失礼かも知れない、と内心では思いながらの事だった]