― 回想/??? ―
[昔――そう、それは自分も図書館の司書も少女と言えた頃のこと。
初めて図書館へ足を運んだとき、彼女はそれは嬉しそうに自作の小説を見せてくれたものだった。]
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[どうやら彼女は年の近い自分を仲間かもしれないと思ってくれていたようだが、残念ながら?自分にそのような属性はなかった。自分の反応からそれを察知したらしい彼女は心底落胆していた。
いや、愛の形は人それぞれ……なので否定はしない、しないけれど、到底理解できる世界ではなかった。
なお、教会の備品である紙がかなりの勢いで減っている>>8ことは知っていたけれど、神父を咎めるようなことは言わなかった。
いや、言えなかった。なぜなら初めて見せてもらったそれが、神父を題材にしたものだったのだから。そんなもん後ろめたいに決まってる。その後は題材にしていないと言っているけれど、果たして本当かどうか。
なお相手に関しては神父と相手の名誉の為に墓までしまっておこうと思った。現実、それは叶ったのだが**]