『まぁ……それであんさんが納得できんなら、ええねんけど。 白水はんの言っとった事、ちゃんと覚えとき。』 うん……あれは、耳に痛かったよ。 もう既に、人を脱落させてる私は……残る必要ないなんて、言っちゃいけなかった。[何がなんでも、自分は生きようとしなければいけなかったのに。 でも、最期に。 大事な人たちを護りたくて戦った自分は、少しくらいは、彼女の“がっかり”を減らせてもらえるのかな。]