──── メイン・サロン ────[オクタヴィアとはどれほど話しただろうか。適当に浮遊して、気づくとメイン・サロンまで戻ってきてしまっていた。────いい匂い。見ると小柄な女性がスープを配っていた。(>>3:2)その姿を見てピタリと動きを止める。]美味しそう……[ぽろりと口から零れた言葉はオクタヴィアには聞こえただろうか。言葉を発した本人でさえ、自覚のない声だった。呟きについて問われれば、"えへへ、羨ましくなっちゃって"と返すだろう。]