[周囲を見渡していたら、ミニスカートを履いたサンタクロースがいた。]
あれ?もしかしてカタリナさん?
[”どちらに行っていましたか?夕飯終わりましたよ。ペーターが心配しています。”
そんな言葉を言うよりも早く、胸倉をつかまれて目を白黒させる。]
ちょ、カタリナさん、落ち着いてくださいってば。
[カタリナの知り合い、即ち今宿屋にいる方のヨアヒムと勘違いされているとは知らずに、ぎぶぎぶと両手を上に上げる。]
大丈夫ですよ、僕らそもそも住んでいる村が違うんですから!言いふらしたりしませんってば。
[どじっ子なのでバランス悪く後ろに倒れそうになりつつも、説得を試みた。**]