[問う声に返ったのは男性の声>>*7。薄霧の中から現れた人の姿に、ほんの少しだけ安堵した。どうやら話は通じそうだ]ディーク、カムナ………シンシャ?まさか、東方のシンシャ王国?どうしてそんな遠くの人が……ううん、そもそもここはどこなの?私は…ファミーユ・ド・ラヴァンディエ。シンシャ王国からは遠く離れた北西部、サイプレス王国の者よ。どう言うことなの…?訳が分からないわ……。[私は驚きの表情を浮かべ、右手で側頭部を押さえて混乱の様相を示した*]