― 『世界軸』下層・心の広間 ―[激しい雷光に焼かれた龍は苦悶の声を上げる>>+5。 キアラを締め上げる胴体の力も、衝撃により緩むだろう。 ようやく抜け出せる状況になったが、体が楽になった途端、今までどうにか保っていた意識が急激に落ち始めた] あ、……駄目……。[まだ倒し切れた確証は持てないのに、と思いつつも、引きずり下ろされるような感覚に抗えない。 龍の体が落ち始めるのに、どうにか下敷きになるのは避けようとするものの、ほとんど折り重なるような形で地に伏すことになるだろう*]