―― 『世界軸』下層・心の広間 ――
[上空広がる雲がキアラの叫びに応えてまばゆく光る。>>3:+37
降り注ぐ幾本もの雷鳴が心の龍の身を打ち、苦痛の叫びを響かせる。
やがては雷鳴と咆哮が止んだ頃に心の龍は地に伏した。
姿が消えていくのも時間の問題だろう]
はああああ…… って、キアラだいじょうぶっ!?
[正直今までにない無茶をした自覚はある。
流れを操るのではなく流れを生みだしたうえで操る、
それもこのような広範囲に及ぶ魔法を使ったのは初めてなわけで。
倒れ込みたいのをどうにかこらえて相棒の無事を確認に向かう]