[こんな時はそうだ、話をそらそう]誰もヨアヒムにいちゃんのかあさんが犯人だっていってねーって。[腰の帯でまとまってる感じの服を着た、絵描きのヨアヒムの肩をぽふぽふと叩くと、ようやく、姉の傍に立ち並んで]ああ……早く行こうぜ。[三人(と二匹)を見回しつつ、神父(確か彼もジムゾンって名乗ってたと思う)に頷いてみせる。>>+2――その胸元でいつの間にか、銀の弾丸のペンダントが緩く揺れていたことに、少年は気付いていなかった**]