[一応、と前置きされて縄をかけられ馬に乗せられそうになる。]
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
すまないんだけど、さぁ…
俺、乗馬苦手なんだよねぇ。
[通常の状態でも危険なのに、怪我している上にお縄状態で馬に乗ったらまず落ちる。絶対落ちる。…ほとんど確信して真顔で伝えると、ものすごい同情>>5された。
そしてすぐさま対策をとってくれる。]
さっきより全然マシだよぉ。
ありがとぉ。
[しかし、なんだかやけに親身になってくれているような…。手のかかる子を見守る母親のような…。
………うん。座り心地の悪さを感じたのは馬上だからという理由だけではなさそうだ。]
えーとぉ、…そちらさんも、よろしくねぇ。
[しばらく道中、一緒にいるのだからと、後ろに乗った騎馬兵にも首を捻って挨拶しておく。]